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教えて!低用量ピルを服用するとホルモンバランスが崩れるって本当?

低用量ピルを服用するとホルモンバランスが乱れるなど、誤った認識を持っている方もいます。避妊薬としてなどの利用を考えているのであれば、最初に低用量ピルの正しい知識を持つことが欠かせません。日本では使う人は多くありませんが、オランダだと2人に1人が使っているほどメジャーな薬なのです。

そもそも低用量ピルというのは、全世界で1億人以上の女性が内服している薬です。特にオランダでは、14~16歳に無料配布するため、利用者数が多くなっています。一方で日本の場合は、使っている人は全体の1%ほどです。このように使用者数がほかの先進国と比較して低いため、どのようなものか理解していないという方も多くいます。

低用量ピルは、卵巣で作られるエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが配合されています。女性ホルモンが配合された薬のため、ホルモンバランスが内服すると崩れるというイメージを持っている方も見られます。ですが実際には低用量ピルを服用すると、ホルモンバランスは乱れるのではなく調整することが可能です。内服してホルモンバランスを調整することで、脳が妊娠したと認識し排卵が起きなくなります。排卵が起きないことで避妊の効果が期待できる薬です。

さらに低用量ピルを服用すると、生理痛の症状などを和らげるという効果が期待できます。このような効果が期待できる理由は、配合されているホルモンが子宮内膜のプロスタグランジンという物資の増殖を抑えるからです。プロスタグランジンの増殖が抑えられることで、生理痛の痛みなどを通常よりも減らすことが可能です。

低用量ピルはホルモンバランスを乱すところか、整えて女性のさまざまな悩みを解決してくれる可能性があるものです。まずはどのような効果が期待できるのか把握し、自分に合ったものなのか考えていくようにしましょう。同じ低用量ピルでも、複数の薬の種類の中から選択することが可能です。副作用などの点で違いがあるので、自分の状況から考えて選ぶようにしましょう。

実際に期待できる効果には、避妊や月経不順の改善のほかにもニキビ治療や卵巣がんの発症率の低下などの点があげられます。ただし効果を期待するためには、正しい服用の仕方が欠かせません。間違った飲み方を知ると、十分な避妊の効果が期待できないなどの問題点が生まれます。低用量ピルの服用効果が期待できるように、正しい飲み方や注意点を把握しておくようにしましょう。